【御祭神】 |
建速須佐之男命 境内社:天神様 |
【御神徳】 |
五穀豊穣 疫病退散 民生安定 |
【御由緒】 |
建立は不明であるが、鳥居は宝暦年建立の刻字が見える(宝暦13癸未歳11月)江戸時代の神社は運営面から大別して5種に区分されている。当神社はもともと神職持の神社であったように推測する。神職持とは、その神社が神職の私有であるかのように、神職が世襲はもちろん、幕府からの朱印状、藩主からの黒印状も神職あてに出された。この種の神社では、村民が参拝し、祭りも手伝うが、運営は一切神職の手によりなされた。(引用文献:神道概説・鎌田純一著・学生者出版・第3章神道の時代的推移・江戸時代・五種類の神社より) |
【祭礼】 |
7月第四土曜日例大祭:通称「藤切り祇園」
毎年午後に行なわれている。深谷地区を5区に分け、なおかつ上当、下当に分け輪番で行なう。下当は藤蔓・大魚(おざかな)(欅、楢等で作る)を用意する。当日は藤切り坂中段で神輿のお浜下りを済ませた上当の神輿を伴なう面々は下当が豪快に振り回す藤蔓を薙刀で四苦八苦して切り、その後当該坂上で大魚(欅、楢等で作る)を鉈で切るいずれも危険を伴なう特殊神事である。 |
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【文化財等】 |
文化財 かすみがうら市民俗無形文化財『藤切祇園祭』平成11年11月25日指定 |
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