【御祭神】 |
大山咋神
大己貴神 |
【御神徳】 |
大山昨神は酒造業に優れて酒造の神として崇敬され、また土木、治水、干拓事業などに幅広い知識を持ち建築関係に信仰を集め、大己貴神は国土の経営、農耕の道を教え、医薬の神として信仰を集めている。 |
【御由緒】 |
田中荘三十三郷の総社山王大権現と崇め奉りしお社。
第五十八代清和天皇の御代貞観2年(860)田中式部大夫高継と云うもの霊夢の御神託有り王城の鎮守比叡山坂本に鎮座まします日吉山王の御神を勧請し奉る。 承久3年(1219)小田常陸介再建。興国元年(1340)風火に罹り永享年中(1429年)小田讃岐守孝朝が更に祠宇し径始すと有る。
比叡山にはもともと日吉山王権現が祀られて一山護法の大任をになっていたのが大山咋命であったが、桓武天皇の延暦10年に釈行円なる者神告を蒙り大和の三諸山の大三輪大明神を勧請し、ここに山王権現と言う名を冠したと申す故、密教の根本道場たる比叡山延暦寺の守護神として奉祀せりとある。 |
【祭礼】 |
1月1日 歳旦祭
2月18日 祈年祭
7月30日 大祭(茅輪祭)
9月23日 例祭
旧9月21日 流鏑馬
11月23日 秋祭(新嘗祭) |