【御祭神】 |
素戔嗚尊 |
【御神徳】 |
病厄難・海上安全の守護神、振武文教の祖神として崇められている。 |
【御由緒】 |
抑一ノ矢八坂神社の御儀は、そ
の昔清和帝の朝、貞観年間山城国愛宕郡より御祭神素戔嗚尊を、病厄難・海上安全の守護神、振武文教の祖神として崇め勧請鎮め奉った由緒ある御社であり、創祀以来悠久実に千百有余年の星霜を閲している。
天慶年中には、藤原秀郷が深く崇敬弓矢を寄進し戦勝の神恩を感謝、正治年中に至り八田和家が小田家に居住以後は小田家歴代の崇敬篤く、又建武の兵乱に藤原藤房小田に在りし時は、玉取の里花圃と称える小田家の遊覧所に度々来遊、八坂大神の霊顕あらたかなるを慕い篤く崇敬せられた。
御社殿は、永禄より天正の始めに至る小田家戦乱の際に戦火をあび炎上、後文禄年中に郷民挙ってこれを再建した。
過ぐる延宝4年4月に至り領主堀東市正藤原通周が改めて御本殿を造営、さらに宝永8年3月堀隠岐守利寿が拝殿を造営現在に至っている。
( 明治6年旧郷社に定められた。) |
【祭礼】 |
旧暦6月7日 祇園例大祭 |
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