御田植祭
主催:茨城県神社庁
日時:平成27年5月16日(土)
場所:神社庁神饌田
出席人数:神社関係者38名、一般22名、子ども29名

5月16日(土)神社庁神饌田にて一般参加者も交え御田植え祭が開催されました。
本年は総勢89名が参加し過去最大の規模となりました。
天気予報通り、集合時間の午前九時時点は生憎の小雨。
 まずは神社庁神殿にて奉告祭が執り行われ、厳粛な雰囲気の中御田植え祭が始まりました。奉告祭終了後、三方に供えられ祓清められた早苗が斎主より参加者代表へ渡され、参加者が列をなして神饌田に進みます。その頃になると、まるで待っていたかのように朝からの雨が止み、曇天ながらも涼しげな風の吹く絶好の田植え日和となりました。
はじめに田植えの心得、段取りについての説明があり、参加者一同がいよいよ田に入り横一列に並びます。
一歩進むにも四苦八苦する参加者たち。それでも、横に張った縄の印に合わせて息を揃えて苗を手植えしていくうち、徐々にスピードが上がっていきます。
途中休憩を挟みながら予定通り三枚を完了。
昼食には女子神職手作りのカレー、サラダ、デザートの豪華なプレートランチが、労働後の軽い疲労を癒やしてくれました。
 閉会式での塙茨城県神社庁長の「今日は楽しかったかな?」の問いかけに、「楽しかった!」「又やりたい!」と元気にこたえる子どもたち。飯塚委員長から手渡された修了証を自慢げにご両親に見せる子どもたち。櫻井副委員長の稲と日本人の関わりについてのお話に真剣なまなざしを向ける子どもたち。
最近、「食育」という言葉が改めて広く聞かれるようになりましたが、そんな彼らの表情を見ていて、我が日本では古よりこんな素敵な「食育」があったのだとあらためて気づかされた事業でありました。

 


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