【御祭神】 |
大己貴命
少彦名命 |
【御神徳】 |
御祭神、大己貴命(大国主大神)・少彦名命は、昔から、大国様・恵比寿様と親しまれ家内安全・商売繁盛・福徳円満・良縁成就・開運厄除の大神、更には酒造、病気治療の祖神としてあらたかな御神徳により広く厚く信仰されており、心魂込めて祈願をこめれば必ずお聞き届け下さると云われております。 |
【御由緒】 |
平安時代の書物『文徳天皇実録』によれば、斉衡3年(856)12月29日、鹿島郡大洗磯前に新たに神が降りられた。郡民で海水を煮て塩をつくる者が夜半に海を望むと天が光り輝いているのが見え、翌朝一尺ほどの二つの怪石が海辺にあった。翌日さらに二十余りの小石が二つの怪石に侍座するようにならび彩色は常にあらず形は沙門に似ている。時に里人の一人に神がかりをし「我はこれ大己貴、少彦名命也。昔この国を造り常世の国に去ったが、東国の人々の難儀を救う為に再びこの地に帰って来た。」と仰せられた。これにより神社を創立。
翌、天安元年官社に列し、同年、「大洗磯前薬師菩薩明神」の号を賜る。
明治18年4月国幣中社に列す。 |
【祭礼】 |
4月第二日曜日 |
太々神楽祭 |
8月25日 |
八朔例大祭 |
11月11日 |
秋季神事有賀祭 |
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【文化財等】 |
本殿・拝殿(県指定重要文化財) |