【御祭神】 |
武甕槌大神 [たけみかつちのかみ]
大山咋神 [おおやまくひのかみ]
猿田彦神 [さるたひこのかみ]
木花開耶姫神 [このはなさくやひめのかみ]
菅原道真公 [すがわらみちざねこう] |
【御神徳】 |
開運 交通安全 五穀豊穣 方除 厄除け 縁結び 安産 学業成就 |
【御由緒】 |
長和三年 1014年 創建
社伝によれば承安年間[1171~]、真壁城主初代長幹[たけもと]の一族桜井太郎良幹が、鹿島神宮の祭神武甕槌命の分霊を勧請し、城の辰巳の方位に当たる現在地に社殿を造営、それ以後真壁氏の氏神として崇められるやうになったと伝えられている。
江戸時代には幕府より社領5石を拝領、以後笠間藩主の祈願所として春と秋2度の祭儀を執行したという。
明治6年[1873]、もとの駒瀧大明神に村内の4社を合祀した本殿は入母屋造銅板葺、三間社流波風造で、宝永元年[1704]古城村の大工増渕清兵衛を棟梁として再建された。
本殿内を内陣と外陣にわけ、脇障子、蟇股には花鳥を、さらに向拝柱上梁欄間に龍、手挟には牡丹などの彫刻が施されている。材質の大部分は欅材で、江戸中期の特色をよく示す豪華な建造物である。
華美に流れず、江戸時代の神仏混淆時代に神道祭儀一筋を通した由緒を物語っている。昭和53.11.22市有形文化財に指定。 |
【祭礼】 |
歳旦祭 一月一日
初午祭 二月初めの午の日
厄除祭 二月
春祭 三月〜四月吉日
神武祭「じんむさい」 四月三日〜四日
六月大祓「みなつきおおばらい」 六月三十日
夏祭祇園祭 七月二十三日〜七月二十六日
祖霊祭 八月十四日
かったて祭 八月三十一日
秋祭[例大祭] 十一月十五日 |
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【文化財】 |
五所駒瀧神社の祭事は、昭和61年12月17日、文化庁より「国選択無形民俗文化財」に指定されました。
また平成12年4月、{貴重な祭事として広く伝えその資料的価値を後世に継承すること}を目的に財団法人地域創造からの助成金により、一年をかけて記録保存の為のビデオ撮りが行われました。 |